逡巡のとりどり@京都


by anzu-ruyori
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日常  そして  変えていく 

今日もまたはじまる
いつもの日常
当たり前に食事をして
当たり前に好きなことを学んで
当たり前に安心して眠りにつく
そんな普通の一日
 
今日もまたはじまる
いつもの日常
当たり前に基地があって
当たり前にヘリが飛んでいて
当たり前に爆弾実験が行われている
そんな普通の一日
 
一見「平和」に思えるこの小さな島
そこにいつの間にか当たり前ではない
当たり前であってはならないものが
入り込んでしまっていた
 
普通なら受け入れられない現実を
当たり前に受け入れてしまっていた
 
これで本当にいいのだろうか
 
平凡な幸せを感じながら
ただただ「平和」を望む今
簡単にこの違和感を
無視していいのだろうか
 
黒いたくさんの礎
刻まれるたくさんの名前
そこで思い知る
戦争が残した傷跡の大きさ深さ
何も幸せなど生まれなかった
何も手に入れたものなど無かった
すべて失ったものばかりだった
 
忘れてはならない
この島であった悲しい記憶
目を背けてはならない
悲しい負の遺産
それを負から正に変えてゆく
それがこの遺産を背負い生きてゆく
私たちにできること


6月23日、沖縄慰霊の日 式典で朗読された詩「変えていく」
偶然つけていたテレビに映し出された緊張した女子高校生
夏服の白いブラウスが、まぶしい
まっすぐに向けられたその目は静かに寂しげである
沖縄の今をその姿に映し出している


普天間高校3年の名嘉司央里(なか・しおり)さん(17)
「変えていく」
米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市に生まれ育った名嘉さんが
5月末に書き上げ、県内の小中高校生の1851点から選ばれた。  
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by anzu-ruyori | 2010-06-30 00:23 | 平和 自由