ワツワワツワ 陽炎ガモエテイタ★竹内浩三 筑波日記
2012年 03月 25日
3月26日 【日曜日】
飛行場ノ枯草カラモ
格納庫ノ屋根カラモ
麦畑カラモ 池カラモ
ワツワ ワツワ
陽炎ガモエテイタ
朝は演習であった。
小銃を持ってする演習は久しぶりである。
たいした演習ではなかったけれども、ひどくつかれた。
ひるから、飛行場の枯草の上で蹴球をした。
裸であった。ボールを小脇に抱えて、とっと、とっとと走っていた。
枯草の上に、裸で寝ころんで、雲のない空をみていた。
二つのけがをした。
蹴球で、すねを靴のかかとでけられて、いたいと思ったら、血が出ていた。
ひげをそっていたら、あごを切った。
・・・・・・・・・・・・・・・
ひさしぶりの詩 春の気配
「蹴球」は、サッカーではなくラグビーだったのですね。
竹内浩三「筑波日記」は、
「五月のように」さんより転載させていただきます。
http://www.h4.dion.ne.jp/~msetuko/tkozo/takeutisakuhin.html
なお、竹内浩三著 小林察編 「日本が見えない」(藤原書店)より
筑波日記 全文と写真版を参照させていただいています。
http://www.fujiwara-shoten.co.jp/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=510&cPath=177_222
飛行場ノ枯草カラモ
格納庫ノ屋根カラモ
麦畑カラモ 池カラモ
ワツワ ワツワ
陽炎ガモエテイタ
朝は演習であった。
小銃を持ってする演習は久しぶりである。
たいした演習ではなかったけれども、ひどくつかれた。
ひるから、飛行場の枯草の上で蹴球をした。
裸であった。ボールを小脇に抱えて、とっと、とっとと走っていた。
枯草の上に、裸で寝ころんで、雲のない空をみていた。
二つのけがをした。
蹴球で、すねを靴のかかとでけられて、いたいと思ったら、血が出ていた。
ひげをそっていたら、あごを切った。
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ひさしぶりの詩 春の気配
「蹴球」は、サッカーではなくラグビーだったのですね。
竹内浩三「筑波日記」は、
「五月のように」さんより転載させていただきます。
http://www.h4.dion.ne.jp/~msetuko/tkozo/takeutisakuhin.html
なお、竹内浩三著 小林察編 「日本が見えない」(藤原書店)より
筑波日記 全文と写真版を参照させていただいています。
http://www.fujiwara-shoten.co.jp/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=510&cPath=177_222
by anzu-ruyori
| 2012-03-25 21:15
| 浩三さん(竹内浩三)