逡巡のとりどり@京都


by anzu-ruyori
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ふぇみん韓国ツアー その1 仁川 

2015年11月10日から13日の4日間 韓国にいってきました!
出発1週間前から風邪をひいてしまい、体調不安と準備不足でしたが、韓国では体調もよく充実した旅でした。韓国料理の底力か!

ふぇみん(婦人民主新聞)70周年記念のスタディツアーで、参加者20人。
20代~80代の社会問題にとりくまれている方が多くて、興味深い話も色々おききできました。

私は6年ぶり2度目の韓国訪問。 
前回訪問の2009年9月 ブログ↓
http://miteikou.exblog.jp/11905297/

 
関東組は成田空港から関西組は関西空港から出国して
仁川空港で合流、総勢20人+日本人添乗員で、大型観光バスに乗り韓国ツアー出発!



1日目 仁川(インチョン)

仁川在住の作家 戸田郁子さんの案内で、商店街に残る日本人が暮らした痕跡を辿る
ちょっとディープな町歩き。

仁川は、日本統治以前の1800年代後半から、長崎と交易があり最も多い時期には既に2万人もの日本人が居住していたと知り、びっくり。

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港から、自由公園をのぞむ。紅葉がきれい。自由公園にはマッカーサー像がある。朝鮮戦争のとき、仁川上陸作戦が成功して、南軍の勝利となったので、マッカーサーが自由を運んできたということ。元々はロシア人が整備した近代公園で、万国公園とよばれていた。日本統治時代に植えられた桜がいまも4月には満開になる。

日清戦争 日露戦争 そして、朝鮮戦争、いつも 仁川は戦場だった。

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一見するとハングル文字の看板のある現代的な商店街も70年以上まえの日本建築の木造長屋だという。 表通り側だけが平面でうしろは三角屋根のいわゆる「看板建築」。

             ↓ 日式(日本式)木造建築
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            ↓ 日式住宅をリノベーションした「茶具博物館」
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        ↓ 昭和30年代の日本住宅みたいだが、70年以上前の建物
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    ↓日本人がつくった石垣。角がきっちり直角になっているのが日本式。
      大根葉がほしてある。おつけものにするのかな。
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          ↓ 日本統治時代の建物に3階部分を増築。
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↓ 1900年代はじめの仁川港  瓦葺の日本家屋がならんでいる。
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  ↓ 戸田郁子さんの「官洞(カンドン)ギャラリー」

  90年前に建てられた6軒長屋の日本式木造建築。
  2013年に戸田さんと出会い、建築家富井正憲氏に
  よる「日式住宅再生プロジェクト」で、蘇った。

 「官洞」とは終戦後に韓国人がつけた町名。官舎のある町だから。
日本統治時代は「仲町」と呼ばれていた。

  日本と仁川の今と昔に、時空を超えて出会える場所でした。
  
  紹介記事↓ 

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2015年1月 オープン 
             ギャラリー ゲストハウス セレクトショップ
   
ホームページには戸田さんから以下のよびかけがある。
  
  「仁川に所縁のある日本のみなさんへ」

仁川官洞ギャラリーは仁川市中区の、かつて「日本人租界」のあった町にオープンした展示と交流の空間です。

多いときには二万人もの日本人が住んだと言われるこの町には、過ぎた日の痕跡が今も数多く残っています。


私は現在、この町に住む唯一の日本人として、思い出の場所や人をお探しの方々のために、

​なにかお役に立つことはできないだろうかと考えております。


ご質問、ご要望などございましたら、どうぞ、このメールあてにご連絡くださいませ。


仁川官洞ギャラリー 戸田郁子

gwandong14@gmail.com



  仁川官洞ギャラリー営業案内

開館時間:金/土/日 10時~18時  観覧無料。

住所  :〒22315 韓国仁川市中区 新浦路31番gi 38

電話  :032-766-8660

e-mail :gwandong14@gmail.com 

http://www.gwandong.co.kr/


出版社「土香(とひゃん)」→http://www.tohyang.co.kr/jp/about.htm

↓ 中華街にある「仁川近代博物館」
館長さんが、若い頃から収集してきたモノたちでいっぱい!  
仁川の100年前からの息吹を感じた。         
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↓ 港のレンガ倉庫は、「アートプラットホーム」という名で、
芸術作品の制作工房と発表の場となっている。
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↓商店街の広場にある銅像 左から韓服の親子、中国服の男性、着物の女性と三つの民族が仁川で、共生していた姿があらわされている。
中国人が手にしているのは、ごぼう。
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↓ 日本人街(観光用に作られている。あまり人気がない うどん屋とかある)にある人力車の像。
韓国で、日本人のとくに男性の着物姿の銅像はとても珍しいそう。統治時代の差別や恐怖の象徴だからか。

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  空港の名前でしかなかった仁川に、こんなに日本式の暮らしぶりがあり今も活躍していることに驚いた。
近いうちに、ぜひまた来てみたい。まずは、戸田郁子さんの著作を読んでみようと思う。
  
 戸田郁子さん著作 

     · ハングルの愉快な迷宮 講談社文庫

     · ましくて愛しいハングル 講談社文庫

     · 悩ましくて愛しいソウル大家族  講談社文庫

     · 中国朝鮮族を生きる 旧満洲の記憶 岩波書店



つづく、ソウルへ。


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by anzu-ruyori | 2015-11-23 14:48 | 平和 自由