かえってきた杏っこ
2006年 01月 04日
小6のとき
学級文庫に紅い表紙の日本文学全集があった
「小説」を「小話」と、よみちがえて借りたのが
杏っこだった
2段組で小さい活字がならんでいたことだけを
覚えている もちろん すぐ挫折
20代になり
大阪で芝居をはじめた
芸名をつけることになって
あ で はじまるのがいいと思って
「あんず」とした
そのとき 杏っ子のことは 思い出さなかったように思う
実は、この本 「大活字本」やねん 老眼用(^_^.)
めっちゃ字大きくて、国語の教科書みたいやから
昭和初期近代文学の若干 文語的文章も
かえって、よみやすいのですよ
室生犀星は、詩がとても好きで、この小説の中でも
ときに、詩的表現があってうれしくなる
by anzu-ruyori
| 2006-01-04 09:39
| 本