逡巡のとりどり@京都


by anzu-ruyori
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

十字架の下で

介護ヘルパーの講座に、10月から 通っている。
講義は、ほぼ終わり、大山崎町のキリスト教福祉専門学校で
技術演習の授業。

JR大山崎駅の線路をくぐる不思議な地下通路を出ると、幼稚園がある。
赤い屋根の上に、白い十字架が立っている。

そこから、ずんずん山をのぼっていくと、専門学校がある。
さらに、その上には、水上隣保館がある。
山の上なのに、なぜ「水上?」
その理由は、1930年代にさかのぼることを水上隣保館のホームページでしった

     大阪水上隣保館    
       1931年3月13日大阪市港区の借家を借りて
        中村遙・八重子夫妻が大阪水上友愛協会『水上子供の家』 と名づけて、
        はしけの子供4名と生活を始めたことに由来します。



専門学校の出入り口で、5.6人の子どもたちが たむろしていたことがあった。
タバコをすっている子がいた。先生が、「コラッ あんたたち」というと、走って逃げていった。
残された吸殻を拾いながら、「事情があって親と暮らせない子たちやからねえ」と先生がいった。

「事情」がある子どもたち・・・

このあいだ すこし時間があったので、隣保館と老人ホームまでいってみた。
隣保館の前に7歳くらいの青いジャンパーをきた男の子がサッカーボールをもっていた。
「おはようございます」と、声をかけると「おはようございます」といってくれて
それから「何してる人?」と、聞いてきた。
「えーと、介護ヘルパーの講座にきたんだけど、時間があるから、散歩してる人」とこたえた
「老人ホームって、こっちのほうでいいんかな」ときくと
「うん そこ まっすぐいったとこ」といってくれたので 私が行きかけると後ろから

「いっしょに いってあげよか」と、いう

「ええの?」「うん」といって、サッカーボールをもって ついてきた
でも 老人ホームは ほんとに すぐ そこだったので、
「ありがと 前までいってみるわ」
と いって 別れた。
帰りに、また 出会って「わかったあ?」って 聞いてきてくれた
「うん ありがとう」といった

「いっしょに いってあげよか」って、いわれて、うれしかった。


隣保館の建物の上にも白い大きな十字架が、立っていた。


詩業家 上田かなよさんのであった小さい人の話はこちら

「先日の鮮烈な 子どもを拾っちゃったようなできごとを ちいさなエッセイにしました」
[PR]
by anzu-ruyori | 2006-01-18 19:38 | 日々ログ