逡巡のとりどり@京都


by anzu-ruyori
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兵士の肖像と軍人像・・・太田三郎展

木曜日がおやすみ 連休はないけど 平日のお休みはちょっとひといき
先週は、吉田山ではじめて うぐいすの姿をみることができた

きようは、自転車で散歩
偶然、蹴上げのギャラリーすずき で 心に沁みる展覧会 に 出会う ありがとう神様

田中恒子による太田三郎展

開催期間:2008.03.11(火)~03.23(日)12:00~19:00(最終日17:00)

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兵士の肖像が、並ぶ切手シート
中国残留孤児の方々の写真がならぶ切手シート
被爆地蔵が、並ぶ切手シート
被爆樹の切手シート
無言館の戦没画学生の絵が、並ぶ切手シート
津山在住の被爆者の老人の方々の写真がならぶ切手シート
軍人像という戦死した兵士のコンクリート像のハンサムな顔が、並ぶ切手シート


ギャラリーすずきの白い壁面に、切手シートが並んでいる
その風景の静謐さが、心に沁みる 

切手シートだから、おなじ写真がならんでいるのに、
残留孤児の方々の写真は 
連写したのかと おもうほど うごきがみえて
なんども 見直してしまった 
語りたいことが、たくさんあるのだろう

太田三郎さんを 知ることができて よかった 

☆ ☆ ☆ 


そのあと、古川町商店街の六花で オオヤコーヒーを のんで しあわせになる

岡崎公園方面に、自転車をゆっくりはしらせる 
白川沿いで 人力車のお兄ちゃんと
挨拶をかわして しあわせになる

府立図書館へいく 入口をはいって、一階の全集の書架へ

いつものように、高村光太郎全集と田辺聖子全集の居並ぶまん中に
わたしの本がある
「日本がみえない」竹内浩三全集 全一巻 

まるで、自分の家の本棚のように、入り口から迷わずその前にきて
本をとりだしたら、すぐそばに机があるから、そのまま椅子にすわる

背もたれにもたれて、見上げると貸し出しカウンターの上の壁に
吉田初三郎の京都俯瞰図が あるから、うっとりと 見上げる 

初三郎さんの、大和絵のようにかすみ雲があったり
朝鮮やロシアまで 描いてあるおちゃめな俯瞰図が大好き!

「日本がみえない」 で きょうの筑波日記や中学時代の日記を よむ
浩三さんの文章はいいなあ 楽しいな 浩三さんに会いたい と思う

それから
太田三郎さんの図録で、みた シベリア抑留者の遺書についての本を探しに
階下への螺旋階段を、ゆっくりおりていく 

膨大な数の本たちの 膨大な数の言葉たちにつつまれている
その図書館のその静謐が すきだ

「君たちに会えずに死ぬことが一番悲しい」 で はじまる山本幡男さんの遺書は
1954年にシベリアでかかれ 一字一句を暗記した仲間たちに よって 
家族にとどけられたという

「収容所からきた遺書」(辺見じゅん)を借りて、閉館までいて自転車をこいでかえる
あたたかくて、沈丁花のかおる夜 
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by anzu-ruyori | 2008-03-14 00:46 | 浩三さん(竹内浩三)