逡巡のとりどり@京都


by anzu-ruyori
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<   2007年 03月 ( 5 )   > この月の画像一覧

朝熊ガ岳登山記 その3

帰りは、宇治岳道(うじたけみち)といわれる 内宮のほうにおりる道を辿ることに

山頂の標識の示す方向に、歩いていった。
内宮のどのあたりにでるのだろう・・・

こちらは 尾根道 山を縦走しているような道 
連なる山々が 時に海が 見える 


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この道を、かつて小型のバスが走っていたのだ
伊勢志摩スカイラインに沿っていく 
スカイラインをまたいで 進んでいく

「ここが ボクたちの
      スカイラインだ!」

車で 来たいなんて 
    少しも 思わない
こんなに素敵な石仏や木々があり、
    鳥がいるこの道が すてきだ

低い木に、野鳥がいるのがみえたので 双眼鏡で観察
くちばしの下の紅色が美しい鳥  つがいの鷽(うそ)だった

風が強く吹いて、木々をゆらす
山頂までつづく電線が、びゅいーんびゅーんと鳴る

後ろから何かやって来るようで、なんども ふりかえってしまう

うしろには 朝熊山の山頂がみえた

「浩三は、今も 朝熊山の頂上から、この伊勢のまちをみおろしています」
という 浩三さんのお姉さん こうさんの声を思い出す

風が、吹く
この風に体が舞い上がっていって、浩三さんのとこまで
いけたらいいのにと 両手を上にして歩いてみる

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夕陽がみえる 夕陽に手をかざす おひさま さよなら
おひさま 私に勇気を頂戴

日没で、あたりが暗くなるちょっと前、無事下山
こちらの道は、神所であるためか 案内標識がまったくなく
石仏や、ケルンの石積みを 辿ってきた

五十鈴川にでて、宇治橋まで 歩いていったら もう 真っ暗

内宮は、午前5時から 午後6時までが 参拝時間
午前五時の 宇治橋に きたいなと 思う

:*: ・ ゜ ´★,。・ :*:♪ ・ ゜ ´☆。 。 ・ :*: ・ ゜ ´★,。

宇治橋   竹内浩三

ながいきをしたい
いつかくる宇治橋のわたりぞめを
おれたちでやりたい

ながいとしつき愛しあった
嫁女(よめじょ)ともども
息子夫婦ともども
花のような孫夫婦にいたわられ
おれは宇治橋のわたりぞめをする

ああ おれは宇治橋をわたっている
花火があがった
さあ、おまえ わたろう
一歩一歩 この橋を
泣くでない
えらい人さまの御前だ
さあ おまえ


ぜひとも ながいきをしたい

:*: ・ ゜ ´★,。・ :*:♪ ・ ゜ ´☆。 。 ・ :*: ・ ゜ ´★,。

伊勢神宮の式年遷宮の神事にむけて
2009年 秋に宇治橋の架け替えが ある

浩三さん 88歳 米寿のわたりぞめ やったのに・・・・と 思う



このあと 

宇治山田まで バスにのって、浩三さんの育った
竹内呉服店のあった場所までいく
そこは、スーパー 「ぎゅーとら」になっていて
おみやげに「シェルレーヌ」と「伊勢うどん」を買った

ぎゅーとらの隣りのおうちに
ハクモクレンが 咲いているのを見つけた
ことしはじめてみる ハクモクレンの花だった


18日(日) 「言鳴」(詩の朗読会)@ことばのはおと
浩三さんの詩をよんでみようと 思っています
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by anzu-ruyori | 2007-03-16 01:10 | 浩三さん(竹内浩三)

朝熊ガ岳登山記 その2

林の中を下る道をいくと 伊勢湾台風で倒れた
大きな「根がえり」がそこここにある

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その道を少しはずれたところにある「経塚群跡」に立ち寄る

平安~室町時代の経塚が発見された場所
なにか 不思議な雰囲気の場所 





金剛証寺に到着
巨大な卒塔婆が無数にたっている景色ははじめてみる風景


奥の院への門をはいっていくと ひだりてに詩碑がみえた
とたん 嗚咽しそうだったから 口に手をあてて 
ゆっくり 詩碑にちかづく
竹内浩三と かかれた お墓がみえる 

ゴールデンバットがお供えしてある
そのうしろに 古いお墓が3基 
苔むした石垣にかこまれたいいお墓地だ

ほんとうに あったのだと 思う 
ほんとうに 浩三さんのお墓は あったんだ

「会いにきたよ」という想いと同時に

ほんとうに 浩三さんは この世にいないのだと しらされる

詩や筑波日記や手紙を よんでいると 浩三さんは今も東京にいたり
筑波にいたり 宇治山田にいるような気持になってくる
映画をみたり 詩をかいたり 恋をしたり している浩三さんが
今もそこにいるような気がしていたのに 

お墓が あるなんて あるなんて


それから、水汲み場にあったタワシをお借りして 詩碑と墓石を洗わせていただいた
ビールとおにぎり 京都土産(一保堂のお茶)をお供えした

奥の院の茶店(富士見台)で 買ってきた しきびを供えてから
お墓の前で 「骨のうたう」を朗読 「三ツ星さん」をうたう

帰らないといけないのに 「帰りたくないな」って 思った

          その3につづく


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by anzu-ruyori | 2007-03-09 00:43 | 浩三さん(竹内浩三)
4日の日曜日 伊勢にいってきた 朝熊ガ岳(あさまガたけ)

竹内浩三さんの墓参登山 とても 良い天気 五月のようだ

近鉄電車鳥羽線 2両のワンマン電車を 朝熊(あさま)駅で下車 無人駅

しめなわのつけられた(伊勢では一年中しめなわをつけておくそうです)
集落の道を歩いていくと 登山口に着いた ここからが 朝熊岳道(あさまたけみち)

一町ごとに立てられている町石のよこには 小さな仏様がある
自然に割れたものがおおく こんなになっているのもある かわゆらしい

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登山口には駐車場もあるので、
地元の人の気軽な登山コースになってるようだ
行き交う人たちと 「こんにちは」と 声かけあう 

八町目をすぎたところ 海の見える眺望がひらけて
ケーブルカー軌道跡がある トンネルも見える

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「お伊勢参れば朝熊をかけよ朝熊かけねば片参り」と
いわれ、にぎわった朝熊ガ岳には 
大正14年 
東洋一(京都の愛宕山や比叡山も東洋一といってましたが)の
ケーブルカーが開通した  
昭和19年 鉄供出で廃線 
(愛宕山もおなじころ供出)

浩三さんも乗ったかもしれないケーブルカー 

朝熊峠に到着!海が見える 鳥羽湾  
海と空のさかいがわからない

峠のひらけたところは「とうふ屋」(東風屋)跡 
西洋風な旅館の写真が案内板にある。
道路を隔てた向かい側には、大きな四角い給水塔ががっしりと立っている。流し台の
ような残骸もある。昭和30年代まで営業していたそうだ

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ここから 舗装道をあがっていくと 山頂 八大竜王社
鳥羽湾が見渡せて 気持が いい 
お弁当を食べていると、上空に 黄色のグライダーがとんできた

浩三さんは、筑波でグライダーにのっている

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

  筑波日記 3月1日

生レテ、ハジメテノ、ボクノ空中飛行ガ始マル。

     空ヲトンダ歌

   ボクは空ヲトンダ

   バスのようなグライダァで トンダ

   ボクのカラダが空ヲトンダ

   枯草や鶏小屋や半鐘がチイサクチイサク見える
   高いところヲトンダ

   ボクは空ヲトンダ


思イガケナイトコロニ、富士山ガ現レタ。
グット廻ッタカト思ッタラ 霧ノ中カラ筑波山ガ湧イテキタ
飛行機ノロープヲ切ッタ。高度八百米。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★


黄色のグライダーは、旋回して 海のほうまで 飛んでいった
戦国時代村のお城(金色の天守閣)も見える
二見ヶ浦の松も、ならんでいる



           朝熊ガ岳登山 その2 へ つづく

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by anzu-ruyori | 2007-03-09 00:16 | 浩三さん(竹内浩三)
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母の救援物資に入っていた 
水菜が つぼみをつけていたので
活けてみたら、きいろい花が咲きました



竹内浩三さんに恋をしている

日曜日 朝熊山登山

竹内浩三さんのお墓参り 

五月のような 好天
幸福な一日  

「君が好きだ」と いってきました



歓喜して生きよ ヴィヴェ・ジョアイユウ       ※仏語で歓喜して生きよの意
理屈を言う前に ヴィヴェ・ジョアイユウ

信ずることは めでたい
真を知りたければ 信ぜよ
そこに真はいつでもある

ひとを信じよう
ひとを愛しよう
そして いいことを うんとしよう

青空のように
五月のように
みんなが
みんなで
愉快に生きよう

                 竹内浩三 五月のように より 抜粋
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by anzu-ruyori | 2007-03-08 00:00 | 日々ログ

君が代をうたうまでに

24日 「君が代不起立」上映会で、ひさしぶりに詩の朗読をした

:*: ・ ゜ ´★,。・ :*:♪ ・ ゜ ´☆。 。 ・ :*: ・ ゜ ´★,。

君が代をうたうまでに   動画(上から10番め)

きみがよくいくカフェで
きみが四日前にみていた雑誌の
きみがよんでいた記事は
きみがよくしらない国の話で
きみがよそうもしないような
デキゴトがつづられていた

きみがよていをかえてここにきて
きみがよこに座ってくれたらいいな

君が代を歌うまでに
きみが好きだといわなくっちゃ!

きみがよほど鈍感でも
きみがよみかけの本を落っことして
きみがよっぱらったみたいに
きみがよろこんでくれたらいいな

君が代を 歌うまでに
きみが好きだと いわなくっちゃ!

千代に八千代に
チョッコレートも 渡せなかった
バレンタインがすぎ

さざれ石を ふみしめて
卒業を
いわおう!とナリを決めた
ドレス姿で

こけのむすままの 
二ノ宮金次郎の石像のところで


君が代を 歌うまでに
きみが好きだと いわなくっちゃ


きみがよりによって
きみがよんどころない理由で
きみが夜にまぎれて 
いなくなってしまいそうだから

君が代なんて 歌ってらんない
きみが好きだ きみが好きだ
きみが好きだと いわなくちゃあ

:*: ・ ゜ ´★,。・ :*:♪ ・ ゜ ´☆。 。 ・ :*: ・ ゜ ´★,。
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      上映会でなにか朗読してと声をかけていただき、
      どうしようかなと 逡巡していたけれど
      バレンタインの日に、職場でつれづれにできました    

          
      ひさしぶりに キモノ (しかも 足元は下駄!)on
      自転車で会場まで  (-^O^-)
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by anzu-ruyori | 2007-03-01 23:50 | 平和 自由