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逡巡のとりどり@京都


by anzu-ruyori
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6月12日~13日 伊勢にいってきました。

いったい、何度目だろうか?2007年に浩三さんを再発見してから松阪や伊勢に
なんどもなんども通っている。


竹内浩三生誕90年うたと朗読の集いに、参加。
竹内浩三みゅーじあむのブログへ
http://blog.takeuchikozo.com/

翌日は、外宮に参拝。っていうか、めあては私のみつけた不思議な樹。
竹内浩三★お墓参りハイキング_f0032106_1363822.jpg
竹内浩三★お墓参りハイキング_f0032106_12402044.jpg

うろの中に入り、みあげると空がみえる
香月康夫の「青の太陽」を思い出す・・・

伊勢図書館に立ち寄り、伊勢の文学を堪能。
昨年、竹内浩三展と講演会でお世話になった館長さんと職員さんにお会いできた。

そして、昨晩たべそこねた伊勢うどんを宇治山田駅前の「まんぷく食堂」で。
だしがあったかくて、おいしかった。こしのないぐだぐだの麺に、おもわずにんまり!
これぞ!伊勢うどんや!
伊勢うどんを堪能して、いざ朝熊山へ。

朝熊山にはいままで、3回登ったけれど ひとりで登るのははじめて。
でも、なんだか浩三さんとハイキングしてる気持ち。
昨夕からの雨にもかかわらず さすがに山の保水力はすばらしくほとんどぬかるみもない状態。

YAMAという浩三さんの詩がある。
ローマ字でかかれたその詩は、朝熊山のことに違いない。

竹内浩三★お墓参りハイキング_f0032106_1371167.jpg

いしころの みち
いしころの みち

かっと ひが せなをやく
あおばのみどりが めに いたい

いしころの みち
いしころの みち 

昭和17年まであったケーブルカーの線路をまたぐ橋
竹内浩三★お墓参りハイキング_f0032106_1391752.jpg


海のみえる尾根にでるとうつぎ(卯の花)が、満開!
竹内浩三★お墓参りハイキング_f0032106_13124952.jpg

# by anzu-ruyori | 2011-06-22 13:02 | 浩三さん(竹内浩三)
2009年3月、私は台湾にいきました。
出会った女性たちの写真展が開催されます。

緑したたる法然院に、ぜひお運びください。

以下、案内ちらしより

::::::::::::::::::::

旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画2011・京都

VOICES OF Ah-Ma 台湾 阿媽(アマー)の写真展
台湾ではおばあさんのことを親しみを込めてアマー(阿媽)と呼びます.

台湾アマアの写真展@法然院_f0032106_1437322.jpg




★6月23日(木曜日)~26日(日曜日)
★時間 昼の12時~午後5時まで
★場所 法然院(左京区.哲学の道 銀閣寺より南に歩く)
★報告会 26日(日)午後2時~4時 写真展会場にて
柴 洋子さん(台湾の元「慰安婦」裁判を支援する会)のお話をうかがいます.
★主催 旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画・京都実行委
メールwelcomeharumoni@hotmail.com
ブログ http://syogenkyoto.blog70.fc2.com
カンパ振込先 郵便口座00970-8-167088(証言京都)

京都実行委では,2006年に台湾の被害女性を京都にお招きして証言集会
を行い,2008年も証言集会に台湾から来ていただきました.

京都に来られた3人が違う言葉を話す阿媽たち,私たちは全く知らなかった台湾に出会いました.
好奇心が旺盛で,愉快で,愛情が深い阿媽たち,ユニークなセラピーワークショップ
に継続して取り組み,阿媽の心と身体の傷と向い合う婦援会の若いスタッフたちを
知りました.その後私たちは継続して台湾の支援団体や阿媽たちとの交流を続けてきました.

写真集の当時(2005年),阿媽たちの平均年齢は85歳。既に亡くなられた方々
もいます.阿媽たちをより身近に感じてほしいと思い,今回の写真展を企画しました.
ぜひおこしください.

今回の写真展の写真は、台湾で日本軍「慰安婦」被害女性をサポートしている
台北市婦女救援社会福利事業基金会(通称・婦援会)が2005年8月に出版
した写真集に収録されているものです。

旧日本軍性奴隷被害女性たちの現在を写したものです。
台湾人カメラマン、黄子明氏、沈君帆氏、日本人カメラマン
の矢嶋宰氏の撮影です。証言集会京都実行委のメンバーが撮影した写真も少し
展示する予定です.

婦援会は,阿媽たちの健康面,生活面,長い間のPTSDからくる問題など心理面
にも心を配り,セラピーワークショップを定期的に行い,阿媽とともに国際的な
連帯行動にも積極的に参加してきました.最近では,「阿媽たちの夢をかなえる旅」
を企画し,年老いた阿媽たちが現世においての心残りが少しでも減るように努力
しています.キャビン・アテンダントや郵便配達人など,夢を叶えた阿媽の笑顔
もぜひ見てください.
# by anzu-ruyori | 2011-06-21 14:42 | 平和 自由 

りんどう夏★ライブ!

<CLUB WATER 12周年~メルヘンナイト>

高田よしひで郎 / 井上卓 / りんどう / 三角みづ紀

19時スタート

2300円(ドリンクつき)


十三クラブ ウォーター 

http://www4.ocn.ne.jp/~c.water/sche1



6月25日(土) 日本橋 太陽と月

(出演)りんどう/キタムラリョウ/杉本民名/今中健介/

OPEN19:00 
START19:30
¥1000
(+1Dオーダー)




7月7日 和歌山 和歌浦 バグース

七夕 りんどうライブ




★7月9日(土)京都まほろば★

 りんどうさん、歌旅20周年記念ライブ!

今まで出した音源に入った曲 すべて歌います!
# by anzu-ruyori | 2011-06-04 00:16 | りんどうさん
きょうは、竹内浩三さんの誕生日

雨にみどり葉が、きれいでした。

浩三、誕生日おめでとう!90歳のあなたに会いたかったよ。


筑波日記を朗読した。

筑波の兵舎に面会にいきたい。

会いたいと思うその心のままで、
会いにいけたらいいのに
会いにいけたらいいのに



:::::::::::::::::::::::::::::

5月11日
 朝のうちは、田中准尉の使役であった。ひるからは、石炭はこびをした。
 きのう、小ねずみを見つけた。ズボンのポケットに入れていた。
 夕食のオカズのジャガイモを一きれやった。おびえていて、たべなかった。
 雑嚢へ菓子のかけらと一緒にいれておいた。
 きょうの夜間演習に雑嚢へいれてつれていった。松林の中で出したら、
 一もくさんににげていった。風の強い夜であった。

5月12日
 みどり葉の五月。ぼくのたん生日である。
 外出した。麦が穂を出していた。十一屋に大岩照世夫妻がきていた。宗道まであるいた。
 みどり葉の五月。
 面会にきてくれると、
 ぼくは、もっと、もっと
 ものを云いたいと、あせりながら、
 ものがあまり云えなくなる。
 いつもそうだ。どうでもいいようなことに、ことばをついやしてしまう。
 かすれた接触面をもつ。
 赤いうまいリンゴであった。
 下妻でミルクを飲んだ。カツとテキをたべた。スシをたべた。
 街をあるきまわっていた。
 クローバの草原の上でやすんだ。もっとものを云いたいとおもっているうちに、時間がすぎた。
 酒をのんだ。
 みどり葉の五月。むぎばたけの中を帰った。
 『春をまちつつ』と『種の起源』と『日本書紀』をもってきてくれた。
 夜、すこし読んだ。
 夜、銃剣術をした。

5月13日
 班内に花をいけることがゆるされた。
 サイダービンに、つつじと菜の花とボケをさした。
 窓が開けはなしてあって、五月の風がすうすう流れてはなはだ具合がよかった。
 ぼくは、はだかになって、花を見ながらめしを喰った。
 ひだりの腕は銃剣術で、むらさき色をしていた。
 きのうの外出のとき、宮崎曹長のところへ遊びにゆかねばならぬことになっていた。
 ゆかなかったので、きげんを悪うしていた。
 山室貴奴子からハガキがきた。


五月のように↓より、転載させていただきました
http://www.h4.dion.ne.jp/~msetuko/tkozo/takeutisakuhin.html
:::::::::::::::::::::::::::::::

ポケットに子ねずみをいれている浩三さんをまねしてみたくて、
なにか、ポケットにいれたことある。赤腹さんだったな。


かすれた接触面をもつ モダニズム詩の片鱗を感じるひとこと。

「春をまちつつ」は、島崎藤村の小説か。

サイダーびんにいけた つつじと菜の花とぼけ って、サイケデリック?


山室貴奴子さんは、このブログの右の浩三さんと一緒に写っている好男子、
山室竜人さんの妹さん。

貴奴子さん、ご存命ですか?浩三さんのことを覚えていらしゃいますか?
それとも、もう浩三さんに会っていらっしゃるなら、ひざ枕くらいしてあげてね。
# by anzu-ruyori | 2011-05-12 23:21 | 浩三さん(竹内浩三)

チェルノブイリから★




歌っているナターシャ・グジーさんは子どものころにチェルノブイリ事故を経験し、
広河隆一さんらの子どもの基金によって日本留学もされた方です。

ナターシャ・グジーさんのホームページ↓
http://www.office-zirka.com/
# by anzu-ruyori | 2011-03-26 00:18 | 平和 自由